今回はキャラクターの身長差と各国ごとのちょっとした設定を紹介したいと思います。
まずは一巻主要キャラ一覧🌹
こうして並べてみると、思いのほかアルの身長が高いように見えてきます(まだ成長期)。
ちなみに、シュワルツとエリスは1センチ差でシュワルツのほうが高いです。誤差の範囲。
ルシフェルさんが団長と会話するときに見上げなければいけないところがこだわりポイント。本編のルシフェルさん目線のお話を少しだけ意識した身長差になっています。
続いて、コミカライズ構想段階時に送付されて頂いた各国の設定を少しだけ公開🌹
ネタバレを含むため閲覧の際は注意してください。
・各国の風景、建造物のイメージ
>セデンタリア
城の近くのイメージはスイスのベルン旧市街。レンガのような赤茶けた石っぽい造りが多いです。また、港のほうはクロアチアのドブロブニク旧市街(魔女の宅急便の元ネタとなった街)のイメージかなと。
どちらも階段が多く、建物間の道は狭いです。道の上の窓から窓に紐を通して洗濯物をかけて乾かしたり、行き交う人に窓から挨拶したりと人と人との距離が近くあたたかい雰囲気の国です。
>ステンター
王都は白を基調とした石造り。セデンタリアと比べると道は広く、街全体が荘厳な雰囲気です。少し路地に入ると喧騒が大きくなり、表通りとはまた違って活気ある出店が並んでいます。
>オセルス
他の二国と比べ自然が豊かでありそれに沿って生活しています。城は城塞のような閉鎖的なイメージ。鳥籠も同じく要塞のようです。
行商人が多く、各地の町を巡り取引や手紙の伝達をしています。城を中心として発達しているというよりは各地の住みやすいところで町や村が発達している、といった感じ。貧富の差が激しく、国境付近の田舎は本当に貧しいため日々の生活すら困難です。
・各国の服装
>セデンタリア
茶色や赤基調。形状としてはディアンドルが近いかな、と。刺繍が綺麗。
>ステンター
白や水色基調。セデンタリアと比べるとスカートは膨らんでいません。どちらかといえばスイスの民族衣装チックかなと。
>オセルス
黒など重厚な色が基調。鳥籠の制服は基本的にはモスグリーンの軍服(肩に金のエポレット)で、女性は下がスカート。各々アレンジを加えています。
・各国の家庭向けの食べ物、来客用の食べ物の特徴
>セデンタリア
食に関しては三国で一番発展しています。家庭向けではパンや煮込み料理(シチューとか)が多いです。
来客用は「おもてなしの気持ち」を重視。大きな皿に盛ってテーブルの中央に置き、会話しながら取り分けて食べます。
>ステンター
家庭向けは揚げ物やフライ系統が多いです。出店では片手で食べられるものが好まれています。
来客用は味より見た目、量より質。コース料理のようなイメージです。少なめですが盛り合わせがとても綺麗。食事というより芸術品。
>オセルス
行商が多いため保存できる食品が好まれます。干し肉だったり黒パンだったり。ジビエなんかも食べます。
地質の影響で野菜を栽培することが難しいため野菜は高級品。来客の際には歓迎を込めてふんだんに野菜を使います。
・それぞれの国のマナー
>セデンタリア
対人との距離は他の二国と比べて狭いです。家族間、または親愛を示す方法としてハグする習慣あり(姉弟でもあり)。物理的接触へのハードルが一番低いです。
ディーとアルに関しては共依存的な部分もあるため17歳と16歳で一緒に寝ることがありますが、流石に普通はそこまでではないです。
>ステンター
三国では一番物理的接触がない国です。立場が上になるにつれて形式や外聞を慮る習慣が強くなるため、貴族社会においては家族間でも一定の距離感がありハグなどはしません。
庶民は一概にそうではなく、セデンタリアまでとは言わないものの、寝る前に頬にキスくらいはします。
>オセルス
家族間よりかは、共に行商する仲間や鳥籠のような組織間での繋がりが強いです。ハグなどに抵抗はないですが挨拶としてというよりは愛情表現としての面が強いです。
キャラクターごとの設定や頂き物もアップできればいいなと思っております。
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